[geometry-ml:03866] 信州トポロジーセミナー (1-6)
Keiichi Sakai
ksakai @ math.shinshu-u.ac.jp
2019年 10月 20日 (日) 12:56:33 JST
皆様
このお知らせを重複して受け取られた方はご容赦ください。
信州大学理学部 数学科(松本キャンパス)では、
不定期で信州トポロジーセミナーを開催しています。
下記のように、本年度第6回の信州トポロジーセミナーが開催されます。
(過去の記録につきましては、下記URLをご覧ください)
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■ 2019年10月25日(金)16:30~18:00 ■
題目: 代数的位相幾何学を用いた粗Baum-Connes予想の研究
講演者: 深谷 友宏 氏(首都大学東京)
会場:理学部 A 棟 4 階 数理攻究室 (A-427)
概要:
粗幾何学とは,空間を遠くから眺めた時に見えてくる「粗い構造」に着目した幾何学である.このような事を考える動機として,幾何学的群論と非可換幾何学がある.後者の中心的な話題は,可算群Gの群C^*環のK理論を,Gの分類空間BGのホモロジーで計算することである.Baum-Connes予想は,組み立て写像という,BGのKホモロジーからGの被約群C^*環のK理論への準同型が同型になる事を主張する.この組み立て写像が有理数体上で単射であるという性質は,群を距離空間とみなした時の「粗い構造」にのみ依存する.この事実は,Higson-RoeとYuが定式化した,上述の予想の距離空間に対する対応物である「粗Baum-Connes予想」から従う.Roeはこの問題の為に,代数的位相幾何学の道具を粗幾何学に移植した.この講演では距離空間の「粗い構造」の定式化と,代数的位相幾何学の道具がどのようにして粗Baum-Connes予想の研究に用いらているのか,講演者の研究を交えて紹介する.
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Date: 25 Oct 2019, 16:30-18:00
Speaker: Tomohiro Fukaya (Tokyo Metropolitan University)
Room: A-427, Faculty of Science, Shinshu University
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奮ってご参加ください。
情報の更新はメールまたは下記 web ページにてお知らせいたします。
http://math.shinshu-u.ac.jp/~topology/seminar/
信州トポロジーセミナーでは、講演者を随時募集しております。
自薦・他薦ありましたら、ぜひお知らせください。
よろしくお願いいたします。
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境 圭一
ksakai @ math.shinshu-u.ac.jp
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