[geometry-ml:06272] 金沢トポロジーセミナー(6/12 石井 敦 氏, 6/19 甲斐 涼哉 氏)
kadokami @ se.kanazawa-u.ac.jp
kadokami @ se.kanazawa-u.ac.jp
2025年 5月 31日 (土) 10:09:10 JST
各位
金沢大学の門上、滝岡、丸山、宮地です。
いつもお世話になっております。
金沢大学にてトポロジーセミナーを開催いたしますのでご連絡いたします。
https://sites.google.com/view/kanazawatopseminar/ホーム
複数のメーリングリストにご案内しております。重複をどうかお許しください。
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2025年6月12日(木)
• 時間:15:00〜16:00
• 講演者:石井 敦 (筑波大学)
• ZOOMによる遠隔講演と対面講演の併用
• タイトル:On bracket polynomials for Alexander-type invariants
アブストラクト:アレクサンダー多項式は様々な方法で定義されますが、その不変性の証明は、ジョーンズ多項式に比べると、初等的なものが知られていません。本講演では、ジョーンズ多項式の不変性を与えるブラケット多項式をアレクサンダー多項式にも与えます。本講演で紹介するブラケット多項式は多変数アレクサンダー多項式などにも拡張されます。
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2025年6月19日(木)
• 時間:15:00〜16:00
• 講演者:甲斐 涼哉 (大阪公立大学)
• ZOOMによる遠隔講演と対面講演の併用
• タイトル:カンドルの距離について
アブストラクト:カンドルは群の共役演算の抽象化とみなされる代数系であり,結び目理論や対称空間論をはじめ,様々な分野で研究されている.カンドル構造は,内部自己同型群とdisplacement群と呼ばれる群を定め,それらは自然にカンドル自身に作用する.本講演では,そのような群の作用を用いて,カンドルの連結成分に距離を導入する.特に,それらの群が有限生成であるとき,カンドル構造から距離の擬等長類が定まることを紹介する.さらに,Euclid空間や双曲平面など典型的な距離空間と擬等長な連結成分を持つカンドルの例もいくつか紹介する.本講演は,岩本光平氏(立命館大学),児玉悠弥氏(鹿児島大学)との共同研究に基づく.
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ZOOMでの参加を希望される方は、講演日の前日までに宮地(miyachi @ se.kanazawa-u.ac.jp)までお名前、所属等の情報をお知らせ下さい。講演時間までにZOOMのアドレス情報をお伝えします。なお、ZOOMの遠隔講演のリンクは今年度のセミナーでは共通となります。すでにお送りした方々は今回ご連絡の必要はありません。
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対面の場所は自然科学5号館数学・管理棟4階471号室(コロキウム3)です。対面での参加を希望される方は、講演日の前日までに宮地(miyachi @ se.kanazawa-u.ac.jp)までお名前、所属等の情報をお知らせ下さい。
皆様のご参加をお待ちしております。
よろしくお願いいたします。
金沢トポロジーセミナーでは講演者を募集しております。
ご興味のおありの方は世話役までお気軽にご連絡ください。
門上晃久(kadokami @ se.kanazawa-u.ac.jp)
滝岡英雄(takioka @ se.kanazawa-u.ac.jp)
丸山修平(smaruyama @ se.kanazawa-u.ac.jp)
宮地秀樹(miyachi @ se.kanazawa-u.ac.jp)
(金沢大学)
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