[geometry-ml:06009] 東大数理・複素解析幾何セミナー 12/2

shigeharu takayama taka @ ms.u-tokyo.ac.jp
2024年 11月 21日 (木) 13:04:38 JST


皆様、

東大数理・複素解析幾何セミナーのお知らせです。

2024年12月02日(月) 10:30-12:00

オンライン開催です. 対面での実施はありません.

講演者:宮地 秀樹 氏 (金沢大学)
講演題目:Dualities in the $L^1$ and $L^\infty$-geometries in Teichm\”uller space
[ 講演概要 ]
種数$g$のタイヒミュラー空間は種数$g$の標識付きリーマン面の変形空間である。種数$g$のタイヒミュラー空間は複素多様体であり,その正則接空間と正則余接空間は各点に対応する閉リーマン面上の微分形式を用いて表すことができる。余接空間上のノルムは余接ベクトルを表す微分形式の$L^1$-ノルムにより与えられ,タイヒミュラー計量は接ベクトルを表す微分形式の余接空間の$L^1$-ノルムの双対として与えられる。これらの幾何学をタイヒミュラー空間の$L^1$,
$L^\infty$-幾何学と呼ぶ。定義から,余接空間上の$L^1$-ノルムと接空間上のタイヒミュラー計量は双対の関係にある。この講演では,タイヒミュラー計量の性質を述べた後,タイヒミュラー空間上の2次の接構造を用いて,$L^1$-ノルムとタイヒミュラー計量の間の新しい双対性を与える。

オンライン参加には以下のURLから参加登録をお願いします。
https://forms.gle/gTP8qNZwPyQyxjTj8
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(既に登録されたことのある方は再登録不要です。)

今後の予定はこちら
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/seminar/geocomp/future.html

世話人
高山 茂晴、平地 健吾


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