[geometry-ml:05610] 【再送】金沢トポロジーセミナー(4/10 伊藤昇氏)
kadokami @ se.kanazawa-u.ac.jp
kadokami @ se.kanazawa-u.ac.jp
2024年 4月 2日 (火) 10:08:26 JST
各位
講演者伊藤昇氏の所属の箇所を修正して再送します。
門上晃久
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各位
(重複をおゆるしいただきたいです。)
金沢大学の門上、滝岡、丸山、宮地です。
いつもお世話になっております。
金沢大学にてトポロジーセミナーを開催いたしますのでご連絡いたします。
https://sites.google.com/view/kanazawatopseminar/ホーム
複数のメーリングリストにご案内しております。重複をどうかお許しください。
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2024年4月10日(水)
• 時間:15:00〜16:00
• 講演者:伊藤昇(信州大学工学部)
• タイトル:Lifting link invariants by nanophrases
アブストラクト:ナノワードとは,文字列(ワード)の組によって射影構造をもったワードであり,成分数を一般化するとナノフレーズと呼ぶ.これらはワードに対して,ある種のホモトピー構造を入れたものであり,ナノフレーズのホモトピー構造は無限個の圏を生み出す装置となっている.2005年頃にTuraevは,ナノフレーズ理論を導入するとともに,Jones多項式の定式化に必要な圏(pseudolinks)と標準的なlink
quandleを定義する圏(quasilinks)それぞれを,統一的な視点から「より一般的なナノフレーズ(general
nanophrases)の部分圏の一種」としてそれぞれ実現させた.Turaevは写像類群やTQFTへの寄与を念頭においていたと考えられ,Gauss
phrases またはfree linksという「情報の少ないナノフレーズ」も導入しており,これについては「1成分のGauss
phraseが非自明である」というGibson, Manturovの同時期の独立な結果がある.我々は,上に登場した圏たちを並べた列に注目した:
general nanophrases —> virtual links —> pseudolinks / quasilinks /
virtual strings —> Gauss phrases
この射影列における圏の関係に着目すると,ある圏(例えばpseudolinks)で不変量を構成できれば,それをカバーする圏(例えばgeneral
nanophrases)へと不変量を持ち上げられる(lifting).今回,liftingの非自明な方法を2つ見つけたので紹介する.このような道具は調べたい対象を被覆する対象の検出や,調べたい対象の射影による特徴付けに有効だと考えられる.講演では構成についてなるべく平易な説明を心がける.
内容は福永知則氏(福岡工業大学) との共同研究(arXiv:2401.04506)に基づく.
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今回はZOOMによる遠隔講演のみとします。ZOOMでの聴講を希望された場合,ZOOMのアドレスは共通となります。
ZOOMでの参加を希望される方は、前日4月9日までに宮地(miyachi @ se.kanazawa-u.ac.jp)までお名前、所属等の情報をお知らせ下さい。講演時間までにZOOMのアドレス情報をお伝えします。
ご参加お待ちしています。
よろしくお願い致します。
金沢トポロジーセミナーでは講演者を募集しております。
ご興味のおありの方は,世話役までお気軽にご連絡ください。
門上晃久(kadokami @ se.kanazawa-u.ac.jp)
滝岡英雄(takioka @ se.kanazawa-u.ac.jp)
丸山修平(smaruyama @ se.kanazawa-u.ac.jp)
宮地秀樹(miyachi @ se.kanazawa-u.ac.jp)
(金沢大学)
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