[geometry-ml:05419] 第21回岡シンポジュウムのご案内

matsuzawa matsuzawa @ cc.nara-wu.ac.jp
2023年 11月 2日 (木) 15:35:11 JST


皆様

下記の通り第21回岡シンポジュウムを開催致しますのでご案内申し上げます. 
今年も対面とZoomによるオンライン配信併用の開催となります.
参加を希望される方は,現地参加かオンライン参加かに関わらず,
【12月17日(日)17:00】までに下記URL

https://forms.gle/4bQaKpYdZCktEvNb8

から登録をお願い致します.
皆様のご参加をお待ちしております。

松澤淳一
〒630-8506 奈良市北魚屋西町
奈良女子大学 岡数学研究所 
Phone: 0742-20-3361 (研究室)
FAX: 0742-20-3367 (事務室)
matsuzawa @ cc.nara-wu.ac.jp


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第21回岡シンポジュウムのご案内

下記の通り第21回岡シンポジュウムを開催致しますので
ご案内申し上げます. 今年も対面とZoomによるオンライン
配信併用の開催となります.参加を希望される方は,
12月17日(日)17:00までに,

https://forms.gle/4bQaKpYdZCktEvNb8

から登録をお願い致します.その際,対面でのご参加か
オンラインでのご参加かをお知らせ下さい.
対面での参加人数によっては,会場を変更する可能性が
ありますことご了承下さい.

篠田正人 松澤淳一 森藤紳哉 吉川謙一

日時:2023年12月23日(土)〜12月24日(日)
場所:奈良市北魚屋西町 奈良女子大学理学部数学教室 新B棟4階 階段教室 B1406
開催形式:対面とZoomによるオンライン配信併用

プログラム

12月23日(土) 

13:30 - 15:30
高橋篤史(大阪大学)
タイトル:完全例外列の数とLyashko−Looijenga写像の次数
アブストラクト:単純特異点に対して,Deligneは
「distinguished basisの数」に関する漸化式を与え,
Looijengaによる予想,つまりこの数とLyashko−Looijenga写像と
呼ばれる分岐集合の位相幾何学的情報を捉える写像の次数の一致,
を示した.この背景にあるミラー対称性に触れつつ,
アフィンカスプ「特異点」および単純楕円型特異点への
一般化を解説する.

16:00 - 18:00
寺杣友秀(法政大学)
タイトル:多重ゼータ値と混合モチーフ
アブストラクト:多重ゼータ値はゼータ関数の特殊値を
一般化したものだが、コンツェビッチによる積分表示
を用いると、代数多様体の周期積分としてとらえた方が
よく理解できる。混合モチーフの理論とあいまって
豊かな世界が繰り広げられていることを紹介する。


12月24日(日)

10:30 - 12:30
平地健吾(東京大学)
タイトル:強擬凸領域の幾何学
アブストラクト:C. Feffermanは1979年に複素領域の
解析と幾何の研究プログラム「放物型不変式論」を提案しました.
ベルグマン核を主題として強擬凸領域の幾何学を研究することが
当初の目標でしたが,その後,共形幾何学や理論物理との関連が
注目され大きく発展しました.その過程での成功と(私の)失敗に
ついて歴史に沿ってお話しします.


14:00 - 16:00 
梅原雅顕(東京工業大学) 
タイトル:特異点をもつ曲面の幾何学
アブストラクト:曲面は,微分幾何学という分野の故郷と
いえる対象である.平均曲率一定あるいはガウス曲率一定の
曲面を研究すると,自然に特異点に惹きつけられる.
本講演では,特異点を込めて曲面を研究することの意義,
講演者等の研究を含め重要と思われる定理の紹介および,
講演者が現在取り組んでいる研究などについて解説する.


問い合せ先:奈良市北魚屋西町 奈良女子大学岡数学研究所 松澤淳一
(Phone: 0742-20-3361, e-mail:matsuzawa @ cc.nara-wu.ac.jp)



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