[geometry-ml:05210] 武蔵野大学MCMEセミナー第59回7/12(水)のお知らせ

TSUBOI Takashi mail @ tsuboi-takashi.sakura.ne.jp
2023年 6月 18日 (日) 20:10:08 JST


幾何学、力学系、トポロジー メーリングリストの皆様
クロスポストをご容赦ください。

武蔵野大学数理工学センターでは,次のように第59回MCMEセミナー
https://www.musashino-u.ac.jp/research/laboratory/mathematical_engineering/seminar_symposium.html
を開催いたします.
参加をご希望の方は,ウェブページ内の「参加申し込みフォーム」より7/10(月) 
までに参加登録をお願いいたします.
皆様のご参加をお待ちしております.
武蔵野大学数理工学センター
坪井 俊
====== 第57回MCMEセミナー  ハイブリッド開催のご案内 ======

開催日時:2023年7月12日(水)17:00〜18:30

開催地 :武蔵野大学有明キャンパス 4号館412教室

参加登録URL:https://forms.gle/Uhf1fgaLqmUW9B7P7
参加登録締切:7月10日
講演者:井元 隆史  氏(産業技術総合研究所ー新原理コンピューティング研究センター)

タイトル:D-Waveマシンを用いた量子アニーリングの励起状態探索

アブストラクト:量子アニーリング(QA)は、量子的な性質を活用した組み合わせ最適化問題の
解法として提案され(Kadowaki-Nishimori 1998)、近年では様々な応用が期待されている。
また、D-Wave社によって大規模なデバイスが実現され、商用提供も行われている。
QAでは通常、解きたい問題をイジング模型の最もエネルギーが低い状態(基底状態)を求める。
一方、近年では暗号や量子化学などの分野で基底状態に限らず、特定の準位の励起状態を求める
ことへの期待も高まっている。
先行研究としてQAにおける励起状態探索が理論提案(Seki et al  2021)されていたが、実際のデ
バイスでの実行には様々な困難が存在していた。本講演では、前半でQAの基礎的なレビューを行
い、後半で我々が提案するD-Waveデバイスを利用した新たな励起状態探索手法と、実機を用いた
デモンストレーションの結果(Imoto et al 2023 arXiv:2305.15974)について紹介する。

主催:武蔵野大学 数理工学センター(MCME)

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