[geometry-ml:03970] 信州トポロジーセミナー (1-8)

Keiichi Sakai ksakai @ math.shinshu-u.ac.jp
2020年 1月 21日 (火) 10:16:38 JST


皆様

このお知らせを重複して受け取られた方はご容赦ください。

信州大学理学部 数学科(松本キャンパス)では、
不定期で信州トポロジーセミナーを開催しています。
下記のように、本年度第8回の信州トポロジーセミナーが開催されます。
なお、今回は
「信州大学 N.E.X.T. シーディング支援事業」
と
「信州大学理学部 水と光の研究会」
との共催です。
(過去の記録につきましては、下記URLをご覧ください)

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■ 2020年1月24日(金)16:30~18:00 ■
題目:多目的最適化に現れるトポロジー
講演者:濱田 直希 ((株)富士通研究所)
会場:理学部 A 棟 4 階 数理攻究室 (A-427)
概要:
  製品設計などの産業の現場では,コスト・性能・安全性といった複数の目的関数を同時に最適化する多目的最適化が求められる.
多目的最適化問題の解集合(パレート集合)を理解することが革新的な製品設計に繋がり,なかでもその位相構造は製品の本質的な情報を与える.
多目的最適化問題の位相的構造に関する研究は1970年代のSmaleの研究にまで遡るが,長らく理論的な成果に留まっていた.
近年,Smaleに端を発する最適化理論の発展や位相的データ解析の普及により,パレート集合の位相構造を計算機的に解析できるようになってきた.
本講演では,多目的最適化の基本からはじめて,Smaleの研究を簡単に紹介したのち,近年の成果として特異点論による強凸最適化問題の解析と,位相的データ解析による航空機設計問題の解析を紹介する.

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Date: 24 Jan 2020, 16:30-18:00
Speaker: Naoki Hamada (Fujitsu Laboratories)
Room: A-427, Faculty of Science, Shinshu University

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奮ってご参加ください。
情報の更新はメールまたは下記 web ページにてお知らせいたします。

http://math.shinshu-u.ac.jp/~topology/seminar/

信州トポロジーセミナーでは、講演者を随時募集しております。
自薦・他薦ありましたら、ぜひお知らせください。
よろしくお願いいたします。

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境 圭一
ksakai @ math.shinshu-u.ac.jp


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