[geometry-ml:03781] 信州トポロジーセミナー (1-4)
Keiichi Sakai
ksakai @ math.shinshu-u.ac.jp
2019年 7月 17日 (水) 12:57:47 JST
皆様
このお知らせを重複して受け取られた方はご容赦ください。
信州大学理学部 数学科(松本キャンパス)では、
不定期で信州トポロジーセミナーを開催しています。
下記のように、本年度第4回の信州トポロジーセミナーが開催されます。
(過去の記録につきましては、下記URLをご覧ください)
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■ 2019年7月24日(水)16:30~18:00 ■
題目:測地的距離空間のマグニチュードホモロジー
講演者:五味 清紀 氏(信州大学)
会場:理学部 A 棟 4 階 数理攻究室 (A-427)
概要:
マグニチュードとは距離空間の「有効な点の個数」を与えるような不変量であり,その圏化となるものがマグニチュードホモロジーである.
この概念は,2015年のHepworth-Willertonの仕事を経て,2017年のLeinster-Shulmanの仕事において,一般の距離空間に対して定義された.
マグニチュードホモロジーの定義は容易だが,その計算は決して容易ではない.
例えば円周のマグニチュードホモロジーなどは部分的にしか知られていなかった.
講演では,ある非分岐仮定を満たす測地的距離空間のマグニチュードホモロジーを,全次数において完全に決定する結果を説明する.
この結果において,マグニチュードホモロジーは,測地線を使って記述される.
定理の仮定を満たす測地的距離空間は,完備連結Riemann多様体など,広いクラスの距離空間を含む.
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Date: 24 July 2019, 16:30-18:00
Speaker: Kiyonori Gomi (Shinshu University)
Room: A-427, Faculty of Science, Shinshu University
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奮ってご参加ください。
情報の更新はメールまたは下記 web ページにてお知らせいたします。
http://math.shinshu-u.ac.jp/~topology/seminar/
信州トポロジーセミナーでは、講演者を随時募集しております。
自薦・他薦ありましたら、ぜひお知らせください。
よろしくお願いいたします。
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境 圭一
ksakai @ math.shinshu-u.ac.jp
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