[geometry-ml:02225] 信州トポロジーセミナー (26-11, 12)

[Keiichi Sakai]

このお知らせを重複して受け取られた方はご容赦ください。

信州大学理学部 数理・自然情報科学科（松本キャンパス）では、
不定期で信州トポロジーセミナーを開催しています。
下記のように、本年度第11, 12回の信州トポロジーセミナーが開催されます。
（過去の記録につきましては、下記URLをご覧ください）

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■ 2014年12月10日（水）15:00～16:00 ■
題目：トーリック多様体上のrational curveのなす空間のホモトピー型について
講演者：山口 耕平 氏（電気通信大学）
会場：理学部 A 棟 4 階 数理攻究室 (A-427)
概要：
最近，Mostovy-Villanueba達は，compact smoothトーリック多様体$X$に対して，m次元複素射影空間からXへの正則写像全体の成す空間から対応する連続写像全体の成す空間への包含写像がどの程度の次元までホモロジー群を近似するかの情報をトーリック多様体$X$に対応するファンの組み合わせ論的情報と関連して調べた．
（このような問題を，一般には，Atiyah-Jones-Segal型予想という）
本講演では，対応する問題を，Xがコンパクトでない場合を考える．
とくに，m=1で，Xがある種のnon-compactトーリック多様体については同様な結果が成立することを紹介する予定である．
（この結果は，A. Kozlowski氏（ワルシャワ大学）との共同研究である）
これらの結果は，最近のPanov達によって開発されたのtoric topologyの結果（polyhedral productやMoment-angle complexの位相等）と密接に関連し，それらについても紹介できればと思っている．

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Date: 10 Dec 2014, 15:00-16:00
Speaker: Kohhei Yamaguchi (The University of Electro-Communications)
Room: A-427, Faculty of Science, Shinshu University

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■ 2014年12月10日（水）16:30～18:00 ■
題目：Non-formality of odd dimensional framed little balls operads
講演者：森谷 駿二 氏（同志社大学）
会場：理学部 A 棟 4 階 数理攻究室 (A-427)
概要：
Goodwillie-Klein-Weissの埋め込み解析を介して埋込みの空間とオペラッドとの関係が明らかになりました．
この関係を用いて，例えば高次元ユークリッド空間内の長結び目の空間のホモロジーが小球体オペラッドの形式性という性質を使って計算されています．
一方，一般の埋込みの空間については「枠付き」小球体オペラッド（小球の回転を加味したオペラッド）が関係してきます．
この講演では最近講演者が得た奇数次元の枠付き小球体オペラッドの非形式性についてお話します．
また，時間が許せば，一般の多様体の中の結び目に対してSinhaが構成したspectral sequenceをBendersky-Gitlerなどの多様体の中の点の配置空間に関するモデルを用いて計算する試みについてもお話したいと思います．

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Date: 10 Dec 2014, 16:30-18:00
Title: Non-formality of odd dimensional framed little balls operads
Speaker: Syunji Moriya (Doshisha University)
Room: A-427, Faculty of Science, Shinshu University

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奮ってご参加下さい。
情報の更新はメールまたは下記 web ページにてお知らせいたします。

http://math.shinshu-u.ac.jp/~topology/seminar/

信州トポロジーセミナーでは、講演者を随時募集しております。
自薦・他薦ありましたら、ぜひお知らせください。
よろしくお願いいたします。

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境 圭一
ksakai ＠ math.shinshu-u.ac.jp