[geometry-ml:06485] 金沢トポロジーセミナー(10/30 甘中一輝氏)
宮地秀樹
miyachi @ se.kanazawa-u.ac.jp
2025年 10月 9日 (木) 08:32:44 JST
各位
金沢大学の門上、滝岡、丸山、宮地です。
いつもお世話になっております。
金沢大学にてトポロジーセミナーを開催いたしますのでご連絡いたします。
https://sites.google.com/view/kanazawatopseminar/ホーム
複数のメーリングリストにご案内しております。重複をどうかお許しください。
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2025年10月30日(木)
• 時間:15:00〜16:00
• 講演者:甘中一輝(金沢大学)
• ZOOMによる遠隔講演と対面講演の併用
• タイトル :コンパクトClifford--Klein形の変形
アブストラクト :
高次元のコンパクトなリーマン局所対称空間では, Selberg, Weil, Mostow, Margulis, ...と系譜が続く剛性理論が発展している。一方で, リーマン多様体とは限らない設定での局所対称空間の変形理論が, 1980年代後半から小林俊行氏により研究が開始された。 特に, 局所剛性を持たない任意に高い次元を持つコンパクトな擬リーマン局所対称空間の族が発見された。 本講演では, コンパクトな擬リーマン局所対称空間の内, スタンダードと呼ばれるクラスのものに注目する。 そして, それらが (1) 局所剛性を持つか? (2) スタンダードではないものに連続変形できるか?等の問題を考察する。 例えば, 7次元の符号(4, 3)の擬リーマン計量を持つコンパクトな負の定曲率空間形は, 双曲型閉リーマン面の様に連続的に変形可能である事を見る。 また, その連続変形はThurstonに由来する bending construction を用いて為される。 本講演は小林俊行氏との共同研究(arXiv:2507.03476)に基づくものである。
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ZOOMでの参加を希望される方は、講演日の前日(10月29日)までに宮地(miyachi @ se.kanazawa-u.ac.jp)までお名前、所属等の情報をお知らせ下さい。講演時間までにZOOMのアドレス情報をお伝えします。なお、ZOOMの遠隔講演のリンクは今年度のセミナーでは共通となります。すでにお送りした方々は今回ご連絡の必要はありません。
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対面の場所は自然科学5号館数学・管理棟4階471号室(コロキウム3)です。対面での参加を希望される方は、講演日の前日(10月29日)までに宮地(miyachi @ se.kanazawa-u.ac.jp)までお名前、所属等の情報をお知らせ下さい。
皆様のご参加をお待ちしております。
よろしくお願いいたします。
金沢トポロジーセミナーでは講演者を募集しております。
ご興味のおありの方は世話役までお気軽にご連絡ください。
門上晃久(kadokami @ se.kanazawa-u.ac.jp)
滝岡英雄(takioka @ se.kanazawa-u.ac.jp)
丸山修平(smaruyama @ se.kanazawa-u.ac.jp)
宮地秀樹(miyachi @ se.kanazawa-u.ac.jp)
(金沢大学)
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Hideki Miyachi
School of Mathematics and Physics,
College of Science and Engineering,
Kanazawa University,
Kakuma-machi, Kanazawa,
Ishikawa, 920-1192, JAPAN
E-mail: miyachi @ se.kanazawa-u.ac.jp
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