[geometry-ml:05920] 第22回岡シンポジュウムのご案内

matsuzawa matsuzawa @ cc.nara-wu.ac.jp
2024年 10月 9日 (水) 16:16:22 JST


皆様

下記の通り第22回岡シンポジュウムを開催致しますのでご案内申し上げます. 
今年も対面とZoomによるオンライン配信併用の開催となります.
参加を希望される方は,現地参加かオンライン参加かに関わらず,
【11月24日(日)17:00】までに下記URL

https://forms.gle/VmUH4cHhVzrncjv27

から登録をお願い致します.

非専門家の聴衆も念頭において講演していただく予定ですので,
若い方もふるってご参加下さりますようお願い申し上げます.

皆様のご参加をお待ちしております。

松澤淳一
〒630-8506 奈良市北魚屋西町
奈良女子大学 岡数学研究所 
Phone: 0742-20-3361 (研究室)
FAX: 0742-20-3367 (事務室)
matsuzawa @ cc.nara-wu.ac.jp

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第22回岡シンポジュウムのご案内

下記の通り第22回岡シンポジュウムを開催致しますのでご案内申し上げます. 
今年も対面とZoomによるオンライン配信併用の開催となります.
参加を希望される方は,11月24日(日)17:00までに,

https://forms.gle/VmUH4cHhVzrncjv27

から登録をお願い致します.その際,対面でのご参加かオンラインでの
ご参加かをお知らせ下さい.対面での参加人数によっては,会場を変更する
可能性がありますことご了承下さい.

日時:2024年11月30日(土)〜12月1日(日)
場所:奈良市北魚屋西町 奈良女子大学理学部数学教室 新B棟4階階段教室 B1406

開催形式:対面とZoomによるオンライン配信併用

プログラム

11月30日(土) 

13:30 - 15:30
岩﨑克則 (北海道大学)
タイトル:K3曲面上の複素力学系
アブストラクト:K3 曲面上の正則自己同型のなす複素力学系について考察する。
特に位相的エントロピーが正で、回転領域と呼ばれる不変集合をもつK3曲面自己同型を
数多く構成する。一般超幾何微分方程式のモノドロミー群をモデルとする超幾何群や、
クライン特異点の特異点解消と非線型写像の同変線型化等が、この構成にどのように
係わるかについて解説する。

16:00 - 18:00
松本幸夫(東京大学名誉教授)
タイトル:ポアンカレ予想の現状とこれから
アブストラクト:「単連結で閉じた3次元多様体は3次元球面にかぎるか」という問題を
ポアンカレが提起したのは120年前の1904年であった。講演では,各次元に拡張された
この予想に関して今までに得られた成果を振り返り,現在唯一残されている滑らかな
4次元多様体の場合について,有望と思われる攻略法を述べる.この部分は学習院大学の
山田澄生氏との共同研究である.

18:30 - 20:30 
夕食会


12月1日(日)

10:30 - 12:30
日下部佑太(九州大学)
タイトル:輓近岡理論の展望
アブストラクト:およそ90年前に誕生した岡理論は, 上空移行の原理を軸として
多変数函数論における三大問題を全て解決した.本講演では, 当時の岡理論から
“modern Oka theory”と称される岡多様体論までの流れを概観し, 三大問題を
現代的な視点から再考する.

14:00 - 16:00 
宮本雅彦(筑波大学名誉教授) 
タイトル:大きな有限を理解するために、無限を扱う
アブストラクト:∞/∞=有限 数学の孤島とも言われた有限群の研究をしていたら、
ムーンシャイン予想を通して、多くの分野と関連する頂点代数という無限の世界に流れ着き、
やっとモンスター単純群の真の姿が見え始めてきた話をしたいと思います。


問い合せ先:奈良市北魚屋西町 奈良女子大学岡数学研究所
松澤淳一
(Phone: 0742-20-3361, e-mail:matsuzawa @ cc.nara-wu.ac.jp)



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