[geometry-ml:05618] 金沢トポロジーセミナー(4/17 軽尾浩晃氏)
Shuhei Maruyama
smaruyama @ se.kanazawa-u.ac.jp
2024年 4月 8日 (月) 13:38:48 JST
各位
金沢大学の門上、滝岡、丸山、宮地です。
いつもお世話になっております。
金沢大学にてトポロジーセミナーを開催いたしますのでご連絡いたします。
https://sites.google.com/view/kanazawatopseminar/ホーム
複数のメーリングリストにご案内しております。重複をどうかお許しください。
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2024年4月17日(水)
• 時間:15:00〜16:00
• 講演者:軽尾浩晃(学習院大学)
• タイトル:スケイン代数と正値性予想
アブストラクト:量子タイヒミュラー理論の文脈において, タイヒミュラー空間のトレース写像の量子化の存在といくつかの性質が予想された.
そのような量子化(量子双対写像)が穴あき曲面[Allegretti--Kim]とマーク付き円盤[Allegretti]に対して構成されている.
Allegretti--Kimの構成法はスケイン代数におけるBonahon--Wongの量子トレース写像を用いており,
見通しの良い構成になっている. この量子化に対して期待される性質の1つは, 量子双対写像の像の構造定数の正値性, いわゆる正値性予想である.
Mandel--Qinはテータ基底とそれらの量子双対写像が一致すること,
その帰結として正値性予想が従うことを示したが,スケイン代数を用いた図式的な正値性の理解は未だ残された重要な問題である.本講演では,
被約状態付きスケイン代数を用いて構造定数の正値性の理解を試みる. 本講演は, 石橋典氏(東北大学)との共同研究に基づく.
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今回はZOOMによる遠隔講演と対面の講演のハイブリッドとします。ZOOMでの聴講を希望された場合,ZOOMのアドレスは共通となります。
ZOOMでの参加を希望される方は、前日4月16日までに宮地(miyachi @ se.kanazawa-u.ac.jp)までお名前、所属等の情報をお知らせ下さい。講演時間までにZOOMのアドレス情報をお伝えします。
対面の場所は自然科学5号館数学・管理棟4階471号室(コロキウム3)です。対面での参加を希望の方は前日4月16日までに宮地(miyachi @ se.kanazawa-u.ac.jp)までお名前、所属等の情報をお知らせ下さい。
ご参加お待ちしています。
よろしくお願い致します。
金沢トポロジーセミナーでは講演者を募集しております。
ご興味のおありの方は,世話役までお気軽にご連絡ください。
門上晃久(kadokami @ se.kanazawa-u.ac.jp)
滝岡英雄(takioka @ se.kanazawa-u.ac.jp)
丸山修平(smaruyama @ se.kanazawa-u.ac.jp)
宮地秀樹(miyachi @ se.kanazawa-u.ac.jp)
(金沢大学)
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