[geometry-ml:05189] 金沢トポロジーセミナーのご案内(6/7 田島慎一氏)

宮地秀樹 miyachi @ se.kanazawa-u.ac.jp
2023年 6月 3日 (土) 15:45:56 JST


皆様

金沢大学の門上、宮地です。

金沢大学にてトポロジーセミナーを開催します。

https://sites.google.com/view/kanazawatopseminar/ホーム

日時:2023年6月7日(水)14:00~15:00
ハイブリッド型(ZOOMによる遠隔講演と対面の講演の併用)
※ご参加希望の方は前日までにご連絡下さい。

講演者:田島慎一(新潟大学名誉教授)

タイトル:多項式函数のbifurcation setとtameness

アブストラクト:
本講演では, 計算機代数の手法を用いて, 多項式函数がtameであるか否かを判定する方法とbifurcation setを求める計算法を紹介する。

Broughton(1983年)はbifurcation setの概念を導入し, 多変数多項式が定める複素函数のトポロジーの
研究を行った。多項式がtameであれば, そのbifurcation setはcritical valuesのなす集合と一致することを示している(1988年)。本講演では, comprehensive Groebner systemを用いることで, 多項式がtameであるか否かを判定するアルゴリズムを構成できることを紹介する。Parusinski(1995年)は多項式が無限遠孤立特異点を持つ場合, そのbifurcation setを特徴付ける方法を与えている。
パラメータ付きのlocal cohomologyを用いることで, Parusinskiの結果をアルゴリズムとして実現する方法について議論する。準素イデアルに対するNoether operatorsを用いることで, bifurcation setを求めるアルゴリズムを構成できることを紹介する。

----
今回はZOOMによる遠隔講演と対面の講演のハイブリッドとします。

ZOOMでの参加を希望される方は、前日6月6日までに宮地(miyachi @ se.kanazawa-u.ac.jp)までお名前、所属等の情報をお知らせ下さい。講演時間までにzoomのアドレス情報をお伝えします。

対面の場所は自然科学5号館数学・管理棟4階471号室(コロキウム3)です。対面での参加を希望の方は前日6月6日までに宮地(miyachi @ se.kanazawa-u.ac.jp)までお名前、所属等の情報をお知らせ下さい。


ご参加お待ちしています。
よろしくお願い致します。

金沢トポロジーセミナーでは講演者を募集しております。
ご興味のおありの方は,世話役までお気軽にご連絡ください。

門上晃久(kadokami @ se.kanazawa-u.ac.jp)
宮地秀樹(miyachi @ se.kanazawa-u.ac.jp)
(金沢大学)
===========

Hideki Miyachi
School of Mathematics and Physics,
College of Science and Engineering,
Kanazawa University,
Kakuma-machi, Kanazawa,
Ishikawa, 920-1192, JAPAN
E-mail: miyachi @ se.kanazawa-u.ac.jp



Geometry-ml メーリングリストの案内