[geometry-ml:05130] 連続講演「ヴィラソロ代数のフォック表現」(山田裕史名誉教授) 開催のお知らせ

Yoshiki Jikumaru jikumaru @ toyo.jp
2023年 4月 24日 (月) 18:52:30 JST


幾何学メーリングリストの皆様
(重複投稿ご容赦下さい)

東洋大学情報連携学部の軸丸芳揮と申します.
下記の要領にて連続講演を開催いたしますので,お知らせ致します.

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連続講演「ヴィラソロ代数のフォック表現」
講演者:山田裕史 (岡山大学名誉教授)
日程:2023年5月29日(月),30日(火)
場所:九州大学伊都キャンパスウエスト1号館D棟4階414号室 IMIコンファレンスルーム
概要:
大学を定年退職した年寄りの私が20代の頃から興味を持って,折に触れて接してきた
「ヴィラソロ代数」という無限次元のリー環について3回にわたってお話ししたい.
ヴィラソロ代数の構造論,一般の表現論に関しては他に講義適任者がいるだろうし,
庵原ー古閑という成書もあるので私の話題ではない.今回は「フォック表現」と
呼ばれる特別な,見やすい一連の表現について具体的な計算結果をお伝えする.
時間的な制約などから定理の証明は省略することが多い.

参加希望の方は以下のURLから参加登録をお願い致します.
https://forms.gle/sRPguQrHT8ACQuSm9

スケジュール:
5月29日(月)
【第1回】14:50 - 16:20
ヴィラソロ代数のフォック表現を与え,その特異ベクトルとして特別なシューア函数が
現れることを示す.既約指標を眺めることによりフォック表現の既約分解が完成する.
(変形)KP方程式系の広田表示との不思議な関係にも言及する.

5月30日(火)
【第2回】10:30 - 12:00
ヴィラソロ代数の「被約フォック表現」の考察に必要なシューアQ函数について入門的な
解説を行う.パフィアンとか対称群のスピン指標などがキーワードである.

【第3回】14:50 - 16:20
被約フォック表現を考察する.Q函数が縦横に活躍する様をご覧いただきたい.
カッツムーディリー環との関連もあり,(非被約)フォック表現よりも組合せ論的な
性質が好ましい.BKP方程式系の広田表示が得られる.

問い合わせ先:
梶原 健司 (九州大学マス・フォア・インダストリ研究所)
e-mail: kaji @ imi.kyushu-u.ac.jp
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皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております.
以上,何卒よろしくお願い申し上げます.

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軸丸 芳揮 / Yoshiki JIKUMARU (Ph.D.)
Faculty of Information Networking for Innovation And Design (INIAD), Toyo University
INIAD HUB-1, 1-7-11, Akabanedai, Kita-ku, Tokyo, 115-8650, Japan
Email: jikumaru @ toyo.jp
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