[geometry-ml:04761] 金沢トポロジーセミナー(7/11 小森洋平氏)

宮地秀樹 miyachi @ se.kanazawa-u.ac.jp
2022年 6月 28日 (火) 12:33:00 JST


皆様

金沢大学の門上、宮地、中村です。

複数のメーリングリストに投稿しております。
重複をお許しください。

金沢大学にてトポロジーセミナーを開催します。
https://sites.google.com/view/kanazawatopseminar/ホーム

日時:2022年7月11日(月)15:00〜16:00
ハイブリッド型(ZOOMによる遠隔講演と対面の講演の併用)
※ご参加希望の方は前日までにご連絡下さい。

講演者:小森洋平氏(早稲田大学)

タイトル:超楕円的リーマン面の角度パラメータについて

アブストラクト:
2以上の自然数gに対し双曲4g角形P(g)をZieschang, Vogt, Coldeweyによる標準多角形とする。P(g)の向かい合う辺どうしを貼り合わせることで、種数gの標識付きリーマン面が得られ、標準多角形全体の集合は種数gの標識付きリーマン面の変形空間、つまりタイヒミュラー空間と同一視できる。SchmutzはP(g)から定まる6g-5(=6g-6+1)個の測地線の長さ関数を用いて、タイヒミュラー空間の大域的座標を構成した。また超楕円的リーマン面に対応するP(g)の特徴付けを与えた。 今回の講演では超楕円的リーマン面に対応するP(g)から定まる4g-2個の角度関数を用いて、超楕円的リーマン面がパラメータ付けできることを示す。ここで角度関数の個数4g-2は6g-6次元のタイヒミュラー空間における超楕円的リーマン面の変形空間の次元である。特にg=2の場合、6(=4×2-2)個の角度関数はタイヒミュラー空間の次元6(=6×2-6)に等しい個数の大域的座標になっている。7(=6+1)個の角度関数によるタイヒミュラー空間の大域的座標は奥村により構成されている。

今回はZOOMによる遠隔講演と対面の講演のハイブリッドとします。

ZOOMでの参加を希望される方は、前日7月10日までに
宮地(miyachi @ se.kanazawa-u.ac.jp)
までお名前、所属等の情報をお知らせ下さい。
講演時間までにzoomのアドレス情報をお伝えします。

対面の場所は自然科学5号館数学・管理棟4階471号室(コロキウム3)です。
対面での参加を希望の方は7月7日までに
宮地(miyachi @ se.kanazawa-u.ac.jp)
までお名前、所属等の情報をお知らせ下さい。

ご参加お待ちしています。
よろしくお願い致します。

金沢トポロジーセミナーでは講演者を募集しております。
ご興味のおありの方は,世話役までお気軽にご連絡ください。

門上晃久(kadokami @ se.kanazawa-u.ac.jp)
宮地秀樹(miyachi @ se.kanazawa-u.ac.jp)
中村伊南沙(inasa @ se.kanazawa-u.ac.jp)
(金沢大学)
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Hideki Miyachi
School of Mathematics and Physics,
College of Science and Engineering,
Kanazawa University,
Kakuma-machi, Kanazawa,
Ishikawa, 920-1192, JAPAN
E-mail: miyachi @ se.kanazawa-u.ac.jp



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