[geometry-ml:04605] 第46回武蔵野大学MCMEセミナー2/22のお知らせ

TSUBOI Takashi mail @ tsuboi-takashi.sakura.ne.jp
2022年 2月 3日 (木) 09:19:59 JST


幾何学、力学系、トポロジー メーリングリストの皆様
クロスポストをご容赦ください。

武蔵野大学数理工学センターでは,次の通り第46回MCMEセミナー
https://www.musashino-u.ac.jp/research/laboratory/mathematical_engineering/seminar_symposium.html
を開催いたします.
参加をご希望の方は,下記の「参加登録URL」より 2/20 
までに参加登録をお願いいたします.
皆様のご参加をお待ちしております.

なお、2月には4回のMCMEセミナーを開催します(たて続けのご案内で申し訳ありませんが、
参加登録はウェブページにもあるそれぞれのURLでお願いいたします)。
第44回2/17(大関真之先生), 第45回2/18(今井正幸先生), 
第46回2/22(辻川亨先生),第47回2/24(朴成浩先生).

武蔵野大学数理工学センター長
坪井 俊

====== 第46回MCMEセミナー
武蔵野大学有明キャンパス5号館5階504教室、 ハイブリッド開催のご案内 ======

開催日時:2022年2月22日(火)17:00〜18:30

参加登録URL:https://forms.gle/egCL4X36ENy9wxi79
参加登録締切: 2月20日(日)
講演者:辻川 亨 氏(宮崎大学/明治大学)

タイトル:非等温フェイズフィールド方程式の定常解に関する大域的分岐構造について

アブストラクト: 
本講演では、固相ー液相相転移モデルでもある非等温フェイズフィールド方程式の定常解の大域的な解構造についてお話します。この方程式の数値的および理論的研究はFix(1983)、Caginalp(1986)に始まり、これまで有界領域の問題に関してElliott, 
Zheng(1990)、およびSuzuki, 
Tasaki(2009)などの先行研究があります。しかし、定常解の存在および非存在に関して特別な場合を除いて、その解明には至っていません。そこで、1次元の場合に分岐理論、等高線法及び楕円積分などを用いて、定常解の集合がパラメーター空間内の曲線と同一視できること、およびその曲線の形状などの系統的な分類について報告します。Neumann境界条件の下ではエンタルピーに関する保存則が成り立つことことから、大域的な解構造がエンタルピーと潜熱に対応するパラメータにどのように依存しているかについても述べる予定です。
本講演の内容は田崎創平氏(北海道大学)、森竜樹氏(武蔵野大学)、四ツ谷晶二氏(龍谷大学)との共同研究に基づいています。

主催:武蔵野大学 数理工学センター(MCME)

===




Geometry-ml メーリングリストの案内