[geometry-ml:04200] 大阪大学幾何学セミナー

Hisashi Kasuya kasuya @ math.sci.osaka-u.ac.jp
2020年 11月 25日 (水) 12:01:53 JST


皆様、

大阪大学の糟谷です。
大阪大学の幾何学セミナーの予定にについて下記におしらせします。


11/30(Mon) 13:00--14:30 濱中翔太(中央大学)

Decompositions of the space of Riemannian metrics on a compact manifold with boundary
In this talk, I will show some decomposition theorems for the space of all Riemannian metrics on a compact manifold with boundary endowed with a fixed conformal class on the boundary. These are extensions of Koiso’s decomposition theorem and Ebin’s slice theorem to a manifold with boundary, respectively. I will also explain applications to a rigidity theorem of relative constant scalar curvature metrics and a characterization of relative Einstein metrics. 



12/7(Mon)  13:00--14:30 岩井雅崇(大阪市大、RIMS)

正則接ベクトル束が正値性を持つ部分束を含むときの代数多様体の構造について
射影代数多様体Xの正則接ベクトル束
T
X
T
X
が正値性を持つとき, Xの構造は限定 されることがわかっている. 例えば, 森から「
T
X
T
X
が豊富ならば, Xは複素射影 空間
C
P
n
C
P
n
と同型である」ことが知られており, Campana-Peternellと Demailly-Peternell-Schneiderから「
T
X
T
X
がネフならば, XはFano多様体とAbel 多様体で構成される」ことが知られている. これらの結果は
T
X
T
X
が巨大や擬有 効のときでも拡張できることがわかっている. 一方でPeternellは「
T
X
T
X
の部分束Fが正値性を持つときも, Xの構造は限られ るであろう」と予想した. この講演ではPeternellの問題について, 関連研究や 講演者によって得られた結果を紹介する.



 ----------------- 対面でのセミナーです。 聴講者は手指の消毒、マスク着用、ソーシャルディスタンス等感染症への対策にご協力いただくようお願いします。ご協力いただけない場合はご退室をお願いする場合があります。また感染症への対策のため入室人数を制限する場合があります。特に講演開始後の入室ができなくなる場合があります。セミナー室に来られない聴講希望者のためにオンラインでのセミナー映像のリアルタイム配信を企画しております。希望者は以下のフォームに登録お願いします。https://docs.google.com/forms/d/1QZr7GchFF8xlElZd-0k2XTBKm5V6_tStFcjku-p30Pg/edit 


よろしくお願いします。
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