[geometry-ml:03729] 第19回応用特異点論ラボ・セミナーのお知らせ
izumiya @ math.sci.hokudai.ac.jp
izumiya @ math.sci.hokudai.ac.jp
2019年 5月 31日 (金) 15:26:06 JST
幾何学分科会の皆様
北海道大学の泉屋です。応用特異点ラボ・セミナーのお知らせです
応用特異点ラボのホームページ:
https://sites.google.com/site/appliedsingularitytheorylab (https://sites.google.com/site/appliedsingularitytheorylab)
開催日時: 2019年06月14日13時00分~14時30分、
場所:北海道大学、情報科学研究院、知識メデイアラボラトリー棟(VBL棟)206号室
講演者:
立川正志氏(京都大学、ウイルス・再生医科学研究所)、
講演タイトル:
環境-個体群動力学モデルにおける固定点解の構造、
アブストラクト:
環境と個体群の二種類の力学変数を持つ個体群動力学モデルについて、その固定点解が持つ幾何的な性質について考える。このモデルでは個体群サイズの変化が環境変数に依存したマルサス係数を持つマルサス方程式で表されるため、環境変数の空間でこのマルサス係数がゼロとなる点は、固定点解の候補となる。この点の集合全体が示す幾何的な性質が、個体群動力学のモデルとしてどのような意味を持つか議論する。特に『種』の定義を離散的なものから形質の連続的な空間におけるパターンへと拡張した場合、 マルサス係数=0が作る包絡線の特異点が多種共存解と関係することについて示す。また、セミナーではこの問題のより数学的な定式化の方法があるか議論していただければ幸いです。
今回も、VBL棟での開催です。早めに到着した人で、玄関が空いていない場合は玄関にある電話で
203室の内線番号を押して、連絡してください。中から解錠します。
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