[geometry-ml:03712] 立命館大学幾何学セミナー(6/3)のお知らせ
NOZAWA HIRAKU
hnozawa @ fc.ritsumei.ac.jp
2019年 5月 16日 (木) 11:51:49 JST
幾何学メーリングリストの皆様,
立命館大の野澤です.
以下の通り、6/3(月)に行われる立命館大幾何学セミナーについてお知らせいたします.
奮ってのご参加をお待ちしております.
また、講演者の中村伊南沙さんを囲む懇親会を
セミナー前日の6/2(日)19:00より京都駅近くの居酒屋で行います.
予約のため、懇親会に参加される方は野澤
hnozawa @ fc.ritsumei.ac.jp
まで5/26(日)までにご連絡頂けましたら幸いです.
なお、6/2(日)午後には中村さんは京都教育大で行われる自主セミナーにおいて
最近のご研究についてお話しされます.
こちらの自主セミナーの詳細についても野澤までお尋ね頂けましたら幸いです.
立命館大学幾何学セミナー
日時:6月3日(月) 10:40-12:10
会場:立命館大学 びわこ・くさつキャンパス ウェストウィング6階 談話会室
講演者:中村 伊南沙氏(金沢大学)
タイトル:4次元空間内の分岐被覆曲面の単純化数の上からの評価について
アブストラクト:
4次元空間内に埋め込まれた標準的な曲面Fの分岐被覆の形をしている曲面を分岐被覆曲面と呼ぶ。分岐被覆曲面は、F上に描かれるある種の有限グラフ、チャートで表される。分岐被覆曲面のチャート表示があるとき、それにチャートループ付き1-ハンドルをいくつか付加する操作を行うと、1-ハンドル上のチャートループと、両端点が1価頂点(黒い頂点)である辺である「フリー・エッジ」以外のチャートを消去して、チャートを「単純な」形に変形することができる。このような、分岐被覆曲面の「単純化」を考えることができるが、単純化に必要な1-ハンドルの数の最小値として、不変量「単純化数」が定義される。この講演では単純化数の上からの評価について、講演者の結果を解説する。
以上
野澤 啓
立命館大学 理工学部 数理科学科
〒525-8577 滋賀県草津市野路東1-1-1
E-mail: hnozawa @ fc.ritsumei.ac.jp
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