[geometry-ml:03582] 第２回東京理科大学幾何学セミナー

[Kurando Baba]

幾何学分科会MLの皆様

第２回東京理科大学幾何学セミナーを下記の通り開催致しますので，ご案内させていただきます．

日時：2019年1月15日（火）16:30-17:30（理工学部数学科談話会と合同開催）
場所：東京理科大学 野田キャンパス 数学科セミナー室（4号館3階）
アクセス：https://www.tus.ac.jp/info/access/nodcamp.html

講師：橋本 要 氏（大阪市立大学）
タイトル：平均曲率零曲面の双複素拡張
アブストラクト：
3次元ユークリッド空間内の平均曲率が至るところ零となる曲面は極小曲面と呼ばれ, 
古くから研究されている.3次元ローレンツ・ミンコフスキー空間内においても, 
平均曲率が恒等的に零となる曲面は空間的極大曲面と時間的極小曲面からなる平均曲率零曲面と呼ばれ, 近年盛んに研究が行われている.とくに, 
型変化する平均曲率零曲面は折り目特異点と密接な関係があることが知られている.
本講演では, 
平均曲率零曲面の折り目特異点と型変化の間の対応に関する双複素数を用いたアプローチについて説明し,加藤信氏（大阪市立大学）との共同研究の結果について紹介したい.

世話人：
田中真紀子　理工学部数学科
小池直之　　理学部第一部数学科
廣瀬進　　　理工学部数学科
大橋久範　　理工学部数学科
山川大亮　　理学部第一部数学科
馬場蔵人　　理工学部数学科

以上，よろしくお願いいたします．

東京理科大学
馬場 蔵人