[geometry-ml:03485] 筑波大学微分幾何学火曜セミナー(10月30日)

Katsuhiro Moriya moriya @ math.tsukuba.ac.jp
2018年 10月 11日 (木) 17:04:04 JST


皆様

下記の日程でセミナーを開催いたしますので、ご案内いたします。


守屋克洋
筑波大学数理物質系数学域

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筑波大学微分幾何学火曜セミナー
日時: 10月 30日(火) 15:15 ~ 16:45
場所 : 筑波大学 自然系学系 D棟 D509教室
講演者: 楯 辰哉  氏 (東北大学大学院理学研究科)
題目:周期的ユニタリ推移作用素の局在化
アブストラクト:
近年コンピュータサイエンスや量子シミュレーションなどの分野において,量子ウォークという,ランダムウォークの量子論的類似と思われる概念が話題になり利用されている.量子ウォークとはユニタリ作用素によって定義される確率分布をさすが,その時間無限大での挙動は通常のランダムウォークと大きく異なる.その違いの一つとして簡単に局在化が起こることが挙げられる.本セミナーでは,量子ウォークやその一般化である周期的ユニタリ推移作用素とその局在化について説明した後,小松尭氏(横浜国大)との共同研究で得られた,高次元におけるグローバー型と言われる量子ウォークの局在化について解説する.


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