[geometry-ml:03284] 早稲田大学数学若手異分野交流会の開催
Atsuhira Nagano
atsuhira.nagano @ gmail.com
2018年 3月 2日 (金) 21:18:33 JST
幾何学分科会メーリングリストのみなさま
学振特別研究員の永野中行と申します。
芝浦工業大学の松本ディオゴけんじさんからの依頼で、
以下の研究会の開催をご案内申し上げます。
(重複して受け取られた場合はご容赦ください。)
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芝浦工業大学 教育イノベーション推進センターの松本ディオゴけんじです.
研究集会「早稲田大学数学若手異分野交流会」
を下記の要領で開催しますので,ご案内申し上げます.
日程:2018年3月23日(金)
会場:早稲田大学 西早稲田キャンパス 54号館 3階302教室
講演プログラム
・14:00~15:10 中村 友哉(早稲田大学)
「Lie亜代数と関連する幾何構造」
概要:
$C^\infty $-多様体$M$上のLie亜代数(Lie algebroid)とは、接バンドルの一般化であり、様々な幾何構造から構成される。
本講演ではLie亜代数の定義から始め、いくつかの例を構成し、Lie双亜代数(Lie bialgebroid)、準Lie双亜代数(quasi-Lie
bialgebroid)等
Lie亜代数上の付加構造についても解説する。最後にLie双亜代数構造を与えるある幾何構造に対する、講演者による一般化を紹介する。
・15:30~17:30 桑垣 樹(IPMU)
「超局所幾何、深谷圏、ミラー対称性」
概要:
佐藤幹夫のスクールによって創始された「超局所」の考え方は、柏原-Schapiraによって超局所層理論に結実した。
そして近年、超局所層理論はシンプレクティック幾何へ盛んに応用されている。
今回は、超局所層理論の入門的な話から始め、それがいかにシンプレクティック幾何(特に深谷圏)と関連しているかについて説明する。
また、時間が許せばホモロジー的ミラー対称性の証明への応用についても説明する。
当研究集会では
「(純粋数学に限らず)若手の研究者にゆっくりと時間をかけて研究の動機や成果等を初歩的なところから解説してもらう」
をコンセプトに,年一回春休み中に開催しております.
皆さまのご参加をお待ちしております.
交流会URL:https://sites.google.com/site/wasedawakateibunya
世話人:松本 ディオゴけんじ,水澤 篤彦,永野 中行,宮之原 永士,中村 友哉
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