[geometry-ml:03037] ケーラー・リッチ流勉強会

[genkih ＠ ms.u-tokyo.ac.jp]

皆様


Fano多様体上のケーラー・リッチ流に関する勉強会を以下の日程で開催いたしま
す．
この勉強会では，Chen-Wangによる以下の論文を中心に解説・解読します．
        Space of Ricci flows (II) https://arxiv.org/abs/1405.6797
        Remarks of weak-compactness along Kahler Ricci flow 
https://arxiv.org/abs/1605.01374
これらの論文の主結果はHamilton-Tian予想の証明です．
これは，「Fano多様体上のケーラー・リッチ流がケーラーリッチソリトンと呼ば
れる自己相似解に収束する」という予想で，Fano多様体上のケーラー・アインシ
ュタイン計量の存在問題の文脈において長年の重要な未解決問題でした．

Chen-Wangによる証明は非常に長く，広範な知識を必要とするため，この勉強会
での議論を通じて理解を深められたらと考えております．
直前の連絡となってしまい申し訳ありませんが，皆さんの参加を是非お待ちして
おります．


【勉強会名】ケーラー・リッチ流勉強会
【日時】2017年7月20日（木）10:00　〜7月22日（土）17:00
【場所】東京大学大学院数理科学研究科（駒場キャンパス）　
（アクセスhttp://www.ms.u-tokyo.ac.jp/access/index.html）
【教室】20，21日は122教室，22日は056教室


世話人
細野元気（東大数理）
久本智之（名古屋大）
高橋良輔 (東北大)
野村亮介（東大数理）


東京大学大学院数理科学研究科
細野元気