[geometry-ml:00633] 「九州大学産業技術数理コンソーシアム東京フォーラム」のご案内
Kotaro Yamada
kotaro @ math.kyushu-u.ac.jp
2008年 3月 10日 (月) 16:32:14 JST
山田@九州大学です.
表記のミーティングの案内を添付いたします.
関係者の方々に周知いただければ幸いです.
九州大学大学院数理学研究院
山田光太郎
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(たとえば)
subject:
「九州大学産業技術数理コンソーシアム東京フォーラム」のご案内
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関係各位
九州大学産業技術数理コンソーシアム第0回フォーラム
『マス・フォア・インダストリ』
のご案内
http://staff.math.kyushu-u.ac.jp/board/view3.php?B_Code=640
拝啓 早春の候 益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、九州大学大学院数理学研究院におきましては、2007年4月に学内共同利用施設「九州大学産業技術数理研究センター」を立ち上げるなど、数学と諸分野(とくに産業界)との融合研究の展開をはかっているところです。
この活動の一環として、下記のように、企業研究者を交えた標記ワークショップを開催いたしますのでご案内申し上げます。今回は、計算機・情報等にかかわる産業技術数理を主体としたプログラムです。今後はさらに、メーカーにおける数理等をテーマにしたワークショップを開催する計画です。ワークショップでは、企業等の研究所と大学関係双方の研究者から先端的研究の話題を提供していただき、活発な質疑応答や研究討論を通じて、数学の産官学連携を実質化する方策を探ることを目的とします。各講演にはモデレーターを指名し、講演者と聴衆が活発にコミュニケーションをとれるようリードしてもらいます。充実した高い水準の研究内容に触れることが主眼ですが、ワークショップ自体は大学院生を含む大学関係者や一般の企業関係者に広く開かれたものです。
なお、ワークショップ終了後、懇親会の席を設けておりますので、あわせてご案内申し上げます。
敬具
九州大学大学院数理学研究院長
若山 正人
記
1. ワークショップ
日 時 2008年3月27日(木) 9:30〜17:00 (受付開始9:00)
場 所 第一ホテル東京シーフォート 3階 ハーバーサーカス
(東京モノレール「天王洲アイル駅」そば)
http://www.hankyu-hotel.com/hotels/08dhtseafort/index2.html
主 催 九州大学大学院数理学研究院
共 催 九州大学産業技術数理研究センター
2. 懇親会
日 時 2008年3月27日(木) 18:00〜19:30 (受付開始17:30)
場 所 第一ホテル東京シーフォート 29階 ライトハウス
参加費 7,000円
◎ワークショップ参加事前登録
参加ご希望の方は、3月19日までに gp-jimu @ math.kyushu-u.ac.jp または、
Fax: 092-642-7301 宛に、氏名(ふりがな)、所属と連絡先をお知らせ下さい。
参加は無料です。
◎懇親会申し込み
準備の都合上、懇親会出席ご希望の方は、3月19日(水)までに上記宛てにお知らせ
下さい。
◎問合せ先
九州大学大学院数理学府 大学院GP事務室
Tel&Fax: 092-642-7301
e-mail: gp-jimu @ math.kyushu-u.ac.jp
ホームページ(産業技術数理研究センター)
http://www.mrit.kyushu-u.ac.jp/index.php
3月27日(木) 【プログラム】 3階 ハーバーサーカス
9:30〜9:35 小寺山 亘(九州大学理事・副学長) 挨拶
9:35〜9:45 林 弘 (富士通研究所常務取締役) 挨拶
9:45〜9:55 若山 正人(九州大学数理学研究院長) 趣旨説明
9:55〜10:40 安倍 直樹 (IBMワトソン研究所 研究員)
『データ分析のビジネス最適化への応用』
モデレーター
竹内 純一(九州大学システム情報科学研究院教授)
概要 統計的モデリング、データマイニング、および機械学習技術の
ビジネス分析およびビジネス最適化への応用について、技術的
な課題と実問題への適用の両観点から紹介します。
10:50〜11:20 姫野 龍太郎(理化学研究所 次世代スーパーコンピュータ
開発実施本部 開発グループディレクター)
『次世代スーパーコンピューターにかける夢』
モデレーター
田端 正久(九州大学数理学研究院教授)
概要 現在取り組んでいる次世代スーパーコンピュータ開発プロジェクト
では、そのスーパーコンピュータの能力によって生命の謎にどこま
で迫れるのか試してみたいと考えている。その挑戦計画について紹
介する。
11:30〜12:00 手塚 集 (九州大学数理学研究院教授)
『モンテカルロ法と「次元の呪い」』
モデレーター
小西 貞則(九州大学数理学研究院教授)
概要 「次元の呪い」に関して正反対の事が書かれている2冊の本(和書)
をとりあげ、どちらが正しいか検証する。
〈昼食〉
13:30〜14:15 穴井 宏和(富士通研究所 主任研究員/JST CREST主任研究員)
管野 政明(JST CREST研究員/ 東京大学情報理工学研究科研究員)
『代数的手法を用いた制御系解析・設計手法』
モデレーター
横山 和弘(立教大学理学部教授)
概要 固定次数の制御器設計問題や実パラメータを有する制御対象に対す
る解析・設計問題への代数的手法を用いたアプローチを紹介する。
効率的な代数的手法や、考えている制御問題の解の構造を利用する
ことによる、現実的な手法の構築に関する研究について報告する。
14:25〜14:55 松尾 和洋 (金沢工業大学工学部情報工学科教授
/前米国富士通研究所カレッジパーク研究所長)
『新しい数学を創るフィールドワーク』
モデレーター
横山 和弘(立教大学理学部教授)
概要 純粋数学や伝統的数理科学の分野では、日本においては強みを発揮
してきたが、新しい数学の応用を切り開く分野は比較的に弱いよう
だ。美しい数学を探求するだけでなく、思いもよらない新しい分野
で現実の問題を解く数学を創り出すことの必要性について、私見を
述べる。
〈休憩〉
15:30〜16:00 樋口 知之 (統計数理研究所副所長)
『統計的モデリングによるシミュレーションとデータ解析の統合』
モデレーター
小西 貞則(九州大学数理学研究院教授)
概要 シミュレーション計算を測定・観測データと一体化する計算技術で
あるデータ同化の、その基本的考えと基盤的な計算アルゴリズムを
紹介する。
16:10〜16:40 Wayne Rossman(神戸大学理学研究科准教授)
『Visualization and Discretization in Surface Theory』
モデレーター
宮岡 礼子(東北大学理学研究科教授)
16:50〜17:20 中山 季之 (三菱UFJ証券 研究開発部 部長代理)
『金融機関における数理ファイナンスの応用』
モデレーター
谷口 説男(九州大学数理学研究院教授)
概要 デリバティブ(金融派生商品)は資金運用・調達、事業リスクマネジ
メントからのニーズに答えるかたちで著しく発展してきた。その背
後には確率解析を中心とした数学に裏付けられた時価評価やリスク
管理手法の高度化がある。本講演では、数理モデル・計算アルゴリ
ズムの開発と実装を行うクオンツ業務について紹介する。
17:30〜17:35 中尾 充宏(九州大学産業技術数理研究センター長) 閉会の挨拶
〈移動〉
18:00〜19:30 【懇親会】 29階 ライトハウス
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