[geometry-ml:00554] 応用数理サマーセミナー 2007 「計算ホモロジーとその応用」開催のご案内: 2nd アナウンスメント
COE Kouryu Hokkaido Univ.
cri @ math.sci.hokudai.ac.jp
2007年 8月 2日 (木) 16:29:52 JST
***重複して受け取られる方もいらっしゃるかと存じます。お許しください。***
皆様:
日本応用数理学会のサマーセミナーの2ndアナウンスメント
をお送り致します. 講義と実習を組み合わせた充実した内容
ですので,是非この機会にこのアナウンスを御受け取りの
ご自身ならびに周辺の方々の参加を御検討していただきたく存じます.
本年度のサマーセミナーでは、数学の一分野である力学系理論の研究者が中心に
なって近年開発されたソフトウェアパッケージ
「Computational Homology (計算ホモロジー)」
を取り上げます。
【 参加申込方法 】
8月28日(火)までに北海道大学数学COE支援室
(cri @ math.sci.hokudai.ac.jp)まで、下記を
添えてe-mailにてお申し込み下さい。
・氏名(ふりがな)
・所属(学年)
・参加種別(学生・一般, 会員・非会員)
・PCセッション発表の有無
募集人数: 50名
先着順とさせていただきます.現在若干の空きがございます。
早めのお申込をお願いいたします。
【日程・場所・参加費用】
日程:9月12日〜14日
場所: 北海道大学大学院理学研究院 8号館
参加費:学生会員 無料
学生非会員 1500円
一般会員 2500円
一般非会員 3500円
(注) 「会員」とは日本応用数理学会員を表します.
博士課程学生も「学生」とします.
ただし日本学術振興会特別研究員(通称DC)は「一般」とします.
【プログラム】
9月12日(水)
13:00-13:30 参加受付,ガイダンス
13:30-16:00 國府寛司(京都大学)
「計算ホモロジーへの誘い」
16:30-17:30 平岡裕章(広島大学)
「CHomPソフトウェア入門I」
17:30- 事前インストールが出来なかった参加者へ個別対応
9月13日(木)
09:30-10:30 平岡裕章(広島大学)
「CHomPソフトウェア入門II」
11:00-14:00 チュートリアルセッション
14:00-14:45 Pawel Pilarczyk
「CHomPソフトウェア入門III」
15:00-17:00 荒井迅(京都大学)
「計算ホモロジー理論の力学系への応用」
18:30- 懇親会
9月14日(金)
09:30-11:30 寺本敬(千歳科学技術大)
「複雑な空間パターンへの計算ホモロジーの応用」
11:30-13:00ごろ PCセッション
【趣旨】
本ソフトウェアは与えられたオブジェクトの持つ位相量(連結成分の数、穴の数など)
を計算機の上で計算するものですが、数学以外の様々な分野の中で得られている大量
の画像データから有益なトポロジカルな情報を抽出するのに大きな威力を発揮する
と期待されています。
このパッケージは数学的予備知識があまりなくても利用は可能ですが、その強力な
機能を有効に利用するにはトポロジーとその代数的表現であるところのホモロジー
に関する基礎的な数学的知識が欠かせません。
そこで本セミナーではまずは数学の非専門家に向けたホモロジーに関する数学的基礎
を解説いただき、その後本ソフトウェア利用に関するチュートリアルセッション、
そしてこれらのソフトを使って実際に研究されている先生による具体的応用例の
紹介までを一貫して行います。
特にチュートリアルセッションでは本ソフトウェアの開発者の一人であるPawel Pilarczyk博士
による詳細な解説も予定しており、参加者それぞれに向けた丁寧な指導を予定
しています。
また、参加者の交流を目的とした PCセッションも企画しておりますので、皆様の
参加をお待ちしております。
最後に、本年度は日本応用数理学会の年会が本サマーセッションに引き続いて
15日から17日に北海道大学で行われますので、応用数理学会への参加を予定
されている皆様のご参加もお待ちしております。
【PCセッションについて】
・ノートPC上で,20分程度の分量のプレゼンテーションを同時進行で行う,
PC版のポスターセッションです.(紙による発表は受け付けません).
・発表内容はホモロジーに関連するものでなくても結構です. 応用数理に関連
する内容であればよいとお考えください.
・ノートPCは,発表者持参とします.
・発表希望者の人数により,時間枠を調整する可能性があります.
【最新情報はHPアドレス】
http://coe.math.sci.hokudai.ac.jp/sympo/summer_seminar/2007/
にて随時公開されます。
チュートリアルセッションに関する注意事項:
今回期間中に開催されるチュートリアルセッションにつきましては参加希望者
に各自でPCを用意していただき、セミナー前にソフトウェアのインストール
を行った上での参加をお願いすることにしております。講義初日にインストール
のための時間を設定しておりますので、事前にインストールがうまくいかなかった
方への対応を予定しております。
ソフトウェアの入手方法やインストール方法については申込後各参加者に連絡
いたします。また,Pawel Pilarczyk博士の英語による解説の理解を助けるため,TA
による補助を行います.
本セマーセミナーは北海道大学21世紀COEプログラム
「特異性からみた非線形構造の数学」と日本応用数理学会
の共催です。
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